富士重工業は1日、新型「インプレッサ」の先行予約を開始した。第5世代となる同車は今秋発売予定。5ドアハッチバック「SPORT」、4ドアセダン「G4」を用意し、エンジンには新開発となる2.0リッター直噴NAエンジンと、1.6リッターNAエンジンを採用した。

新型「インプレッサ SPORT 2.0i-S EyeSight」(プロトタイプ)

新型「インプレッサ G4 2.0i-S EyeSight」(プロトタイプ)

ボディサイズは「SPORT」全長4,460mm×全幅1,775mm×全高1,480mm、「G4」全長4,625mm×全幅1,775mm×全高1,455mm。ホイールベースは「SPORT」「G4」ともに2,670mmとされている(数値はすべて参考値)。新デザインフィロソフィー「DYNAMIC×SOLID」を全面採用し、機能性とデザイン性を両立させ、内外装の細部の仕上げに磨きをかけることで、スバルの次世代を担うコンパクトカーとして「クラスの枠にとらわれない高い質感」を実現した。

次世代プラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM」などの新技術も投入。ボディとサスペンションの剛性を大幅に向上させたことで、高い運動性能と快適な乗り心地を両立させている。新開発の2.0リッター直噴エンジンやリニアトロニックの進化により、「ドライバーの感性にジャストフィットする心地の良い加速性能」も実現している。

乗員・乗客、歩行者など周囲の人々も含めた安全性能もさらに強化された。歩行者保護エアバッグと「EyeSight(ver.3)」は全車に標準装備。新プラットフォームの採用により、危険回避性能を向上させるとともに、衝撃エネルギー吸収量を現行車比1.4倍とするなど、衝突安全性能を飛躍的に高めている。新技術の投入により、「総合安全性能」「動的質感・静的質感」が大幅に向上し、スバルが提供する価値「安心と愉しさ」を進化させた「次世代スバルの幕開けにふさわしいモデル」に仕上がったという。