Lenovo傘下のMotorolaは8月31日、Moto Modsシステムに対応するMoto Zシリーズの新製品「Moto Z Play」を発表した。

同社は6月に厚み5.19ミリの超薄スマートフォン「Moto Z」、第2世代のMoto ShatterShieldテクノロジを採用した「Moto Z Force」を発表しており、Moto Z PlayはMoto Zシリーズ3番目の端末になる。普及帯を狙ったMoto Mods対応端末であり、Moto Zのアンロックモデルが699.99ドルであるのに対して、Moto Z Playのアンロックモデルは449.99ドルだ。9月に発売になり、グローバル規模で販売される。

「Moto Z Play」、背面にMoto Mods用の16ピン・コネクタ

Moto Modsは、対応端末の背面にモジュールやバックカバーを装着して、機能を拡張したり、カスタマイズできるシステムだ。モジュールやカバーはマグネット接続で、簡単に取り外して交換できる。すでにバッテリ-パック、サウンドシステム、プロジェクタなどのMoto Modsが発表されており、31日にはHasselbladが「Hasselblad True Zoom」という10倍光学ズームレンズのModo Modsモジュールを発表した。

「Hasselblad True Zoom」

Moto Z Playの主なスペックは、ディスプレイが5.5インチのSuper AMOLED(1080×1920、403ppi)。プロセッサはSnapdragon 625 (2GHz、オクタコア)、メモリーは3GB。内蔵ストレージは32GBで、microSDスロットを備える。16MPでF2.0レンズのの背面カメラ、5MPでF2.2レンズの前面カメラ、Wi-Fi(802.11 a/b/g/n)、Bluetooth 4.0 LE、NFC、3.5ミリオーディオポートなどを装備。3510 mAhのバッテリーを内蔵し、一般的な使用(Mixed usage)におけるバッテリー持続時間は最大50時間。TurboPowerによる急速充電をサポートする。OSはAndroid 6.0.1 Marshmallow。