JR東日本千葉支社は、8月いっぱいで運転終了を予定していた485系「ニューなのはな」について、9月25日に長野行の団体専用列車として運転すると発表した。同列車に乗れる最後の機会で、日帰り旅行商品として発売される。

「ニューなのはな」のラストランとなる団体専用列車が9月25日に運転される

485系「ニューなのはな」は特急形電車485系6両を改造し、お座敷とクロスシートの両方を使用できるようにした車両で、1998年にデビュー。交直流両方の区間を運行できる特性を備え、団体旅行や臨時列車として広いエリアで活躍した。ラストランとなる9月25日、「ニューなのはな」の団体専用列車は津田沼駅を10時35分頃、錦糸町駅を10時56分頃に発車。長野駅には17時21分頃に到着する。途中駅では撮影用に横サボ(行き先表示器)を回すという。

長野駅からの帰りは新幹線自由席利用となる。旅行代金は津田沼駅発着が大人1万6,800円・こども1万1,800円、錦糸町駅発着が大人1万6,500円・こども1万1,600円。記念掛け紙付き弁当(昼食)と記念のタペストリーが付く。錦糸町駅・津田沼駅など10駅のびゅうプラザで9月2日14時から販売開始する。