サイバーセキュリティクラウドは8月30日、セキュリティサービス「攻撃遮断くん」のAPI提供を開始したと発表した。その第1弾として、JIG-SAWと協業し、「攻撃遮断くん」とJIG-SAWの自動運用プラットフォーム「puzzle」とのシステム連携を行う。

セキュリティサービス「攻撃遮断くん」のAPI提供 イメージ

「攻撃遮断くん」は、Webサーバへのさまざまな攻撃を遮断するクラウド型WAF(Webアプリケーション・ファイアウォール)のサービス。JIG-SAWの「puzzle」はA&A(Auto Sensor-ing & Auto Direction)というコンセプトのもと、検知・取得される膨大なビッグデータの動き・揺らぎを検知し、優先順位の判断・指示までを自動化できるように設計されたデータ・コントロール基盤プラットフォーム。

「攻撃遮断くん」と「puzzle」のシステム連携の画面

APIを介した連携により「puzzle」上で「攻撃遮断くん」にて観測した攻撃ログの表示が可能になり、サーバの運用監視とセキュリティ監視を一元化し、サイバーセキュリティクラウドのサービス以外の環境においてもサイバー攻撃の可視化が行えるようになる。また、複雑なシステム連携や運用プロセスの軽減にも貢献するため、セキュリティ対策にコストをかけにくい中小企業も一貫して対策を行えるという。