日本IBMは、日本国内のスタートアップ事業支援プログラム「IBM BlueHub」の第3期採択企業5社を発表した。

IBM BlueHubは、日本の起業家、学生、開発者などベンチャービジネスのスタートアップを支援するプロジェクト。2014年9月から開始された同プロジェクトは、専門インキュベーターによる戦略・マーケティング支援、アライアンス・パートナーやインベストメント・パートナー、エバンジェリストパートナーなどパートナー企業と協力しながら支援する。IBMは、クラウド、アナリティクス、モバイル、ソーシャル、セキュリティと同社が強みを持つIT分野を中心にサポートしている。第1期には、農業の経営を可視化で支援する企業テラスマイルを送り出している。今回発表された5社は以下のとおり。

第3期採択企業5社

企業:アンター株式会社(代表者:中山 俊、antaa.jp)
領域:メディカル

企業:株式会社STANDING OVATION(代表者:荻田 芳宏、s-ovation.jp)
領域:ファッション

企業:ナーブ株式会社(代表者:多田 英起、nurve.jp)
領域:バーチャル・リアリティー

企業:株式会社ビースポーク(代表者:綱川 明美、lev-art.com)
領域:インバウンド

企業:株式会社ミーニュー(代表者:三宅伸之、menew.jp)
領域:ヘルスケア

青いインパクトのあるロゴを指し"Big Blue"の愛称を持つIBMは、クラウド、アナリティクス、モバイル、ソーシャル、セキュリティと広くIT分野をまたぐテクノロジーを提供しているが、なかでも同社が"コグニティブ・コンピューティング・システム"と呼ぶ「IBM Watson」は、あらゆる情報から学習し、自然な対話を通じて意思決定を支援できるシステムを提供する。自然言語が身近で重要なファクターである以上、その応用範囲は様々なジャンルに広がりを見せている。