ソニーは8月30日、4K HDRに対応した液晶テレビ「BRAVIA X8300D」を発表した。画面サイズは43V型「KJ-43X8300D」と49V型「KJ-49X8300D」で、それぞれブラックとウォームシルバーの本体カラーで展開する。9月17日から発売し、価格はオープン、推定市場価格(税別)は43V型が150,000円前後、49V型が190,000円前後の見込み。

BRAVIA X8300D

ブラック

ウォームシルバー

X8300Dは、2015年モデルのX8500Cで好評だった狭額フレームをさらに細くするとともに、本体も薄型化。スタンドのフレーム幅も広くすることで、実際の安定性と視覚的な安定性を高めている。内蔵チューナーは、地上・BS・110度CSデジタルチューナー×2基(1基は視聴専用、もう1基は録画専用)と、スカパー! 4Kチューナー×1基だ。

高画質機能としては、超解像エンジンの4K X-Reality PROを搭載する。4K未満の映像度を高い精度で4K解像度にアップコンバートして表示。液晶パネルには倍速駆動パネル(120Hz)を採用し、4K HDR信号にも対応している。

側面

付属のリモコン

OSとしてAndroid TVを搭載し、これまでのhuluやNETFLIXといった動画サービスに加えて、オンデマンド高校野球に対応した。さらに、スポーツライブストリーミングサービスのDAZN(ダ・ゾーン)には2016年夏の対応予定、AbemaTVにも時期未定だが対応予定となっている。そのほか主な仕様は以下の通り。

  • 画素数 : 3,840×2,160ピクセル
  • 高画質機能(超解像エンジン) : 4K X-Reality PRO
  • 高音質機能 : DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)
  • スピーカー : フルレンジ×2(バスレフ型)、10W+10W
  • 無線LAN(Wi-Fi) : IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠、Wi-Fiダイレクト対応
  • 有線LAN : 100BASE-TX
  • Bluetooth : 対応
  • 映像入力 : HDMI×4、コンポーネント×1、ビデオ×2
  • 音声出力 : 光デジタル、ヘッドホン
  • USB端子 : 3基
  • 消費電力 : 【KJ-43X8300D】148W、待機時0.5W、年間124kWh 【KJ-49X8300D】131W、待機時0.5W、年間125kWh
  • 本体サイズ : 【KJ-43X8300D】W96×D21.6×H61.2mm(スタンド含む)【KJ-49X8300D】W109.3×D21.6×H68.6mm(スタンド含む)
  • 重量 : 【KJ-43X8300D】13.2kg(スタンド含む)【KJ-49X8300D】14.2(スタンド含む)