シンメトリックは8月29日、Webサイトの改善に必要なデータを1画面にまとめるサイト分析サービス「Anatomy(アナトミー)」をリリースすると発表した。同サービスは、Google Analyticsと連携することで取得する膨大な量のアクセス解析情報、サイト自身が持つリンク構造、各ページデザインなどを1画面で表示する。

「Anatomy」全景ビュー:1つのタイルが1ページを表し、各ページのアクセス数とデザインを同時に確認可能

同サービスを利用すると、毎週10分程度の時間で、Webサイトの全体像、更新状況、特性を把握できるようになり、自動シミュレーション機能で改善が与える効果を事前に予測することが可能になるという。

「Anatomy」自動シミュレーション機能:流入数を入力すると想定PV数を自動的に算出

具体的には、500~1000ページ程度の解析情報も1画面で確認できるユーザーインタフェースを備え、ページ同士のリンク状況・遷移数を視覚的に表現する。また、アクセスの解析情報とページデザインを同時にチェックできるため、社内の部門・役職といった垣根を越えて、共通した問題意識の共有を実現。Webサイトのプランニングと検証し、より効果が期待される改善案を生み出すに至るまで、運営のPDCAを回すために必要なデータをシンプルにまとめられるとしている。