NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は8月29日、IoT Platformのラインアップとして、車両運行管理サービス「Vehicle Manager」を提供開始すると発表した。

「Vehicle Manager」は、通信機能やGPS機能を内蔵した小型車載器を営業車両に設置することで、車両ごとの運行日報や運転成績表、車両稼働実績などをアプリケーション上で閲覧・管理を可能にする。車載器やアプリケーション、モバイル回線などは一括で提供する。

「Vehicle Manager」の仕組み

規定速度の超過、急アクセル/急ブレーキ、長時間のアイドリングなどが発生すると、所定の管理者に通知メールを送信する。これにより、Web画面を閲覧せずとも危険な運転を把握することができる。

また、車載器は約10秒間で設置可能なため、取り付け業者の手配や車両の利用時間の調整が必要なく、車両入れ替えの際も新しい車両に車載器を差し替えることで利用できる。

価格(税別)は、初期費は車載器3万5000円と延長ケーブル1500円、月額利用料は車載器当たり1500円となっている。