米Intelは25日(現地時間)、3D NAND採用SSD新製品を発表した。HDDの置き換えとして、アプリやサービスが動作するパフォーマンスが高く、コストの削減も図られ費用対効果が高い製品としている。発売日などは未定。

Intelの新しい3D NAND採用SSD

ラインナップは、コンシューマ向けが「Intel SSD 600p」シリーズ1機種、ビジネス向けが「Intel SSD Pro 6000p」シリーズ1機種、IoT・組み込み向けが「Intel SSD E 6000p」と「Intel SSD E 5420s」シリーズ、データセンター向けが「Intel SSD DC P3520」と「Intel SSD DC S3520」シリーズの計6機種。

このうち、コンシューマ向けの「Intel SSD 600p」シリーズは、TLC NANDを採用したM.2フォームファクタの製品。128GB / 256GB / 512GB / 1024GBの4製品をラインナップし、インタフェースはPCIe Gen3 x4。NVMeに対応する。このほか、転送速度は下記の通り。

容量 シーケンシャルリード(MB/s) シーケンシャルライト(MB/s) ランダムリード(IOPS) ランダムライト(IOPS)
128GB 770 450 35,000 91,000
256GB 1,570 540 71,000 112,000
512GB 1,775 560 128,500 128,000
1024GB 1,800 560 155,000 128,000