Windows Server scalability and more!(公式ブログ)より

8月25日(以下すべて現地時間)、MicrosoftはWindows Server 2016の拡張性が、Windows Server 2012 R2と比べて大幅に変化することを公式ブログで発表した。

物理メモリーのサポート容量は、1台あたり最大4TB(テラバイト)から6倍の最大24TBへ拡大、論理プロセッサーのサポート数も320LPs(ロジカルプロセッサー)から512LPsへ拡大する。Hyper-V上で動作する仮想マシン用メモリー容量も最大1TBから16倍の最大16TBに拡大し、仮想マシン用プロセッサー数も最大64VPs(バーチャルプロセッサー)から約4倍の最大240VPsへ拡大する。MicrosoftこれまでWindow Server 2016に関する拡張性について公式に発言していなかった。

Windows Server 2016 Hyper-Vは仮想化セキュリティに注力し、TPMトラステッド認証や管理者信頼検証を組み合わせた仮想マシン保護機能が加わる。Windows Server 2016 Datacenterは記憶域スペースを通じて、高可用性ストレージシステムの構築が可能になる。また、異なる実装でアプリケーションの実行環境を構築するWindowsコンテナーとHyper-Vコンテナーも使用できる。Microsoftは2016年9月26日から米国アトランタで開催する開発者・設計者・IT戦略関係者向けイベント「Microsoft Ignite 2016」でWindows Server 2016を発表する予定だ。

阿久津良和(Cactus)