米Uberは8月24日(現地時間)、投資に関するロボアドバイザーサービスを提供するフィンテック・スタートアップBettermentとの提携を発表した。Uberプラットフォームを利用するドライバーに柔軟な年金ソリューションを提供する。

Bettermentとのサービスは24日からシアトル、ボストン、シカゴ、ニュージャージーなどの都市で提供が始まった。UberドライバーはUberアプリを通じてBetterment IRAまたはRoth IRAの口座を開設し、特に初心者向けのアドバイス業務で定評のあるBettermentのサービスを1年間無料で利用できる。

連邦準備銀行(FRB)のデータによると、米国では国民の1/3近くがリタイアに向けた年金積み立てや貯蓄を行っていない。個人事業者にその傾向は強く、シンプルなステップで効率的なリタイアメント計画を立てられるBettermentとのサービスをUberドライバー向けに用意した。いずれは「Driver Rewards」プログラムの1つとして、全米に提供を広げるという。