俳優のマーク・ライランスが、主演最新作『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』(9月17日公開)を引っさげ8月末に初来日することが23日、明らかになった。

映画『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』ビジュアルと主演のマーク・ライランス

本作は、スティーブン・スピルバーグ監督がディズニーと初タッグを組んだファンタジー・アドベンチャー。好奇心旺盛な少女・ソフィーと、"夢の配達人"で優しい巨人・BFGの2人が友情を超えた絆で結ばれ、世界に大きな変化と奇跡をもたらしていく。

ライランスは、同じくスピルバーグ監督作品『ブリッジ・オブ・スパイ』(15)で本年度アカデミー賞助演男優賞を受賞。世界的に注目されるようになった彼は、ファンに本作の魅力を伝えるべく、8月31日に行われるプレミアイベントに出席する予定となっている。

イギリスで舞台を中心に活躍してきたライランスは、スピルバーグ監督の熱望により、本作では「巨人の国」に住む身長7メートルの"小柄な巨人"・BFGを熱演。その風貌からは想像つかないハイスピードとジャンプ力を誇り、夜な夜な世界中を駆け回って子どもたちにすてきな夢を届けているキャラクターだ。予想できない行動の数々を披露しながらも、人間のソフィーに寄り添い、彼女を守ろうとする優しさも見せる。

自身が演じたBFGについて、「彼のユーモアのセンスが好きだし、奇妙な話し方や彼についての全てのことが気に入っている」と語るライランス。歌舞伎や狂言といった伝統芸能や、黒澤明監督作品に敬意を表すなど、日本の文化から影響を受けてきた親日家の一面も持つ彼にとって、今回の初めての来日は、ひときわ特別な一時になりそうだ。

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