東芝は8月23日、無線LANを搭載したSDHCカード「FlashAir」の新モデルに、米アイファイが開発した「Eyefi Connected」機能を搭載すると発表した。2016年度中の製品化を予定している。
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2015年3月に発売した「FlashAir SD-WE」シリーズ |
FlashAirは無線LAN機能を搭載しており、たとえばデジタルカメラで使う場合、撮影した写真をパソコンやタブレットなどの無線LAN端末でそのまま閲覧できる。
FlashAirの新モデルに追加されるEyefi Connectedは、カメラ側からSDカードを制御する機能だ。キヤノン、ニコン、ソニーなど10社以上が開発した300機種以上のデジタルカメラに対応。SDカードの無線LAN機能のオンオフをカメラ側で設定できるほか、無線LAN通信と連動したカメラの電源制御が可能で、データ転送中の電源オフを防げる。
8月下旬には、Android、iOS、Windows、Mac向けアプリ「Eyefi Mobi」をアップデート。Class10対応のFlashAirと、アプリをインストールした端末との通信が可能になり、写真の自動転送やクラウドサービス「Eyefiクラウド」への自動バックアップが行えるようになる。
