マイナビは8月23日、「2016年夏の賞与に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は7月15日~22日、2016年夏に賞与を給付された25・30・35歳の転職意向のある会社員480名を対象に、インターネット調査で実施している。

「2016年夏の賞与額」を聞いたところ、 19.6%で「30万円台」が最多となった。次いで「20万円台」(17.7%)、「10万円台」(12.3%)。以降、「50万円台」(11.5%)、「40万円台」(10.8%)と続いた。平均値は46万円、中央値は35万円となった。

「2016年夏における賞与額(税込支給総額)」

「前年と比較した夏の賞与額」を聞くと、全体では「前年と代わらない(対前年比プラスマイナス10%)」(46.9%)が最多となった。次いで「前年よりやや増えた(対前年比11~29%増加)」(26.7%)、「前年よりやや減った(対前年比11~29%減少)」(12.1%)となった。

年齢別にみたところ、「賞与額は増加した」(「前年より大幅に増えた」+「前年よりやや増えた」) の割合は、38.8%で「25歳」が最多に。次いで「30歳」(33.8%)、「35歳」(22.5%)と続いた。

「業種」別に「賞与額は増加した」の割合をみると、最多は「金融・保険」(41.7%)だった。続く「IT・通信・インターネット」「不動産・建設・設備」(どちらも38.3%)、「製造・メーカー」(33.4%)、「サービス・レジャー」(30.0%)となった。

「前年と比較した夏の賞与額」

「2016年夏の賞与使い道」を質問したところ、全体では「預貯金」(59.8%)が最多となった。次いで「旅行・外食・娯楽」(34.4%)、「生活費の補てん」(26.0%)。以降、「商品・サービスの購入」(20.2%)、「ローン返済・保険全般の支払い」(16.5%)と続いた。

「2016年夏の賞与使い道」