東京電力エナジーパートナー、ソニービジネスソリューション、関電工は8月22日、8月23日から、東京都内の飲食店やコンビニエンスストアなど計36カ所において、認証型コンセントを利用した公衆電源サービス「espotサービス」の実証実験を開始すると発表した。

「espotサービス」の公式サイト

新サービスは、事前に購入したプリペイドカード(espotカード)による支払い、またはQRコードをモバイル端末(スマートフォンやタブレット型端末など)で読み取るクレジットカード決済により、店舗や公共スペースなどに設置した専用の認証型コンセントを用いて、街中で気軽に電気を利用できるサービス。利用料金は、20分間100円(税別)を基本としているが、店舗によって利用時間が異なるという。

「espotサービス」の利用イメージ

実証実験では、設置店舗などに来店した一般の人、事前に応募したモニターに同サービスを利用してもらい、その利用実績をサーバ上で管理することで、本格事業へ向けた検証を行う。

実証実験の実施地域は、東京都千代田区、中央区、港区、新宿区、江東区、目黒区など。コンセントの設置の内訳は、大戸屋5店舗41台、ローソン25店舗96台、東京テレポートセンター管理ビル6カ所13台となっている。設置場所は、公式サイトで確認できる。