オンライン英会話サービス事業を運営するレアジョブは、NECと共同で、NECのAI技術を活用して、ユーザーと講師のマッチング高度化のための実証実験を実施すると発表した。

レアジョブ英会話のオンライン英会話ユーザーの中からランダムに抽出した約2万人分のデータ(年齢、性別、学習期間、英会話レベル、過去のレッスンに対する評価など)や講師データ(年齢、性別、講師歴、レッスンスキルなど)を基に、ユーザーの総合的な満足度をAIが推定し、ユーザーと講師との適した組み合わせを策定する。

実証実験では、NECのAI技術群「NEC the WISE」に含まれるディープラーニング技術を搭載し、事前に手本となるデータを読み込むことで傾向を自動で学習する「RAPID機械学習」や、ビッグデータに混在するデータ同士の関連性から、多数の規則性を自動で発見し、分析するデータに応じて参照する規則を自動で切り替える「異種混合学習」を活用する。