ウェザーニューズはこのほど、「傘調査2016」の結果を発表した。同調査は7月29日~31日、全国の2万3,000人を対象に、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通して実施したもの。

自分の傘を何本持っていますか?

自分の傘を何本持っているか、0~5本から選択してもらったところ、傘の所有数は全国平均で3.0本だった。都道府県別で見ると、1人当たりが持つ傘の本数が最も多かったのは東京都で3.4本、次いで神奈川県、大阪府、兵庫県、京都府となった。

一方、最も少なかったのは沖縄県の2.3本だった。同社の沖縄出身の社員によると、短時間の強雨や強風の多い沖縄ではすぐに雨がやむことが多く、「傘をさしてもぬれる」「雨にぬれてもすぐ乾く」など、雨にぬれることをあまり気にしない県民性であるという。そのため、沖縄では傘の所有数が低い結果になったのではと分析している。

家にビニール傘は何本あるか調査したところ、全国平均は1.6本だった。都道府県別で見ると、一番多かったのは東京都と大阪府で2.0本。次いで埼玉県、京都府の1.9本、神奈川県、千葉県の1.8本だった。反対に、最も少なかったのが鹿児島県と宮崎県で、1.0本となっている。

家にビニール傘は何本ありますか?

今、傘に一番欲しい性能・機能を聞くと、「壊れない傘」(65%)が最も多かった。2位は「失くさない傘」(17%)、3位は「予報する傘」(10%)だった。

今、傘に一番欲しい性能・機能

過去に傘が壊れた時の原因を、「強風」、「豪雨」、「アクシデント」、「壊れた事がない」から選択してもらったところ、「強風」という回答が55%と、半分以上を占めた。

傘が壊れた原因

今使っている傘を購入したときに、最も重要視したポイントを尋ねたところ、「丈夫さ」が36%、次いで「デザイン」が30%だった。男女別で見ると、男性は「丈夫さ」が42%、「デザイン」は19%であったが、女性は「デザイン」が51%と過半数を占めた。年代別で見ると、どの世代も「丈夫さ」が最多だが、「軽さ」を重要視する割合は年代が上がるにつれて増加している。

今使っている傘を購入した時に、最も重要視したポイント

傘を購入するのは、春・梅雨・夏・秋・冬でどの季節が多いか聞くと、最も多い季節は「梅雨」(49%)だった。今、新しい傘が欲しいか尋ねると、41%が「欲しい」と答えた。実際には傘の購入は梅雨が多いものの、新しい傘を求めている人は夏でも多いことがわかった。

傘を購入するのは、どの季節が多いですか?