歌手のアデル(C)BANG Media International

米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)が、歌手のアデルはスーパーボウル出演に対する正式なオファーを受けていなかったと強調している。

13日にロサンゼルスで行われたコンサートで、アデルは米NFLの優勝決定戦スーパーボウルのハーフタイムショーへの出演依頼を受けたと話していたが、それに対しNFL側がアデルに正式なオファーはしていなかったと指摘した。

NFLとハーフタイムショーのスポンサーであるペプシは「ペプシ・スーパーボウルのハーフタイムショーについて、何人かのアーティストと話をさせていただきました」「しかしながら、この段階ではアデルだけでなくほかの方々に対しても正式なオファーを出していません」「我々はヒューストンに向けて素晴らしいショーを実現することに集中しており、よいタイミングでそれを明らかにすることを楽しみにしています」と共同で声明を出している。

アデルはそのコンサートでの発言の中で、オファーを蹴った理由がハーフタイムショーは音楽のためのものではないからだとしていた。「まず、スーパーボウルはやんないわよ。つまりは、あのショーは音楽のためのものじゃないでしょってこと。それに、私はダンスみたいなこともできないからね。ありがたいことに先方は私にオファーをしてくれたけど、ノーって言ったわ」

次回のスーパーボウルのハーフタイムショーは、ヒューストンのNRGスタジアムで2017年2月5日に行われる予定だ。昨年はコールドプレイを中心にビヨンセ、ブルーノ・マーズが出演し、過去にはマドンナ、ケイティ・ペリー、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、プリンス、ポール・マッカートニーなど大物アーティストたちが登場している。

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