日本政府観光局(JNTO)は8月17日、2016年7月の訪日外客数を発表した。それによると、7月は前年同月比19.7%増の229万7000人で、単月として過去最高になったという(これまでの単月最高は2016年4月の208万2000人)。
JNTOによれば、訪日外客数が過去最高を記録した背景として、クルーズ船の大幅な寄港増加や航空路線の新規就航・増便に加え、これまでの継続的な訪日旅行プロモーショ ンの効果あるという。
国別では、中国が731,400人でトップ。以下、韓国の447,000人、台湾の397,000人、香港の184,600人、米国の117,600人と続く。
中国と香港は単月として過去最高を記録。加えて、英国、ロシアを除く16カ国が7月として過去最高を記録したという。中でも中国は、本年4月から 3カ月連続で50万人超と好調。初めて70万人を超えた。
なお、2016年の7月までの累計の訪日外客数は1401万人で、前年を26.7%上回っている。