「お茶の水、大勝軒」、山岸一雄のカレーライスを復刻--大勝軒のスープ使用

「お茶の水、大勝軒」(東京都千代田区神田小川町)は8月23日より期間限定で、「カレーライス」を提供する。

復刻版「カレーライス」(税込770円)

同店では先頃、"ラーメンの神様"山岸一雄氏の「秘蔵のレシピ」シリーズ第一弾として「冷やし五目そば」を復刻。今回は同シリーズの第二弾として、「カレーライス」を40年ぶりに復刻する。

「大勝軒」といえばつけ麺のイメージが強いが、昭和36(1961)年の創業当時はつけ麺以外にもタンメンやチャーハン、カレーライス」など、さまざまなメニューを展開していた。しかし、つけ麺が大人気となったことで、いつの頃からかつけ麺以外のほとんどのメニューが封印されてしまったという。

これまで生前の山岸一雄氏監修の元、タンメン、カレー中華、シュウマイ等さまざまなメニューを復刻。2016年からは"忘れられた名作"を復活させるべく、2015年にこの世を去った山岸氏が遺したレシピを元に秘蔵のレシピシリーズの提供を実施している。

創業当時のメニュー

神奈川県の横須賀で育った山岸氏は、海軍だった父親に連れられて海軍カレーを食べることが何よりの楽しみだったという。その後、修行して中野大勝軒で店長を務めるようになってから、中華料理店ながら、幼少期より大好きだったカレーライスを提供することにした。また、「そば屋に『カレー南蛮』や『カレーうどん』があるんだから、ラーメン屋に『カレーラーメン』があってもいいじゃないか」と考え、カレーライスと同じルーを使い、スープに工夫を凝らしたカレー中華も考案した。

今回復刻されたカレーライスは、豚肉、玉ねぎ、にんじん、ジャガイモをラードで炒め、ラーメンスープにカレー粉、そして秘密の隠し味を加えてじっくり煮込んだオリジナルカレーとなる。ラーメン用の仕込みですでに5時間以上煮込んだ大勝軒のスープを使うことがコクの決め手となっている。

さまざまなスパイスを使った本格カレーというより、お蕎麦屋さんや家庭で慣れ親しんだ日本ならではのカレーライスで、小さな子どもから年配者まで楽しめるよう辛さは控えめに仕上げた。「懐かしくてどこか優しい、これぞ昭和の、これぞ日本のカレーライスと呼べるメニュー」とのこと。提供期間は8月23日~11月30日で、価格は770円(税込)。

また、今回復刻したカレーライスは、「神田カレーグランプリ2016」の予選にエントリー予定となる(予選開始日は8月23日から)。

関連キーワード

人気記事

一覧

2017年9月27日の運勢

イチオシ記事

新着記事