みずほ銀行と富士通は8月12日、電子請求(EIPP)と金融EDIを活用した請求支払業務電子化・売掛金消込自動化サービスの提供を展望した実証実験を開始すると発表した。

両社は、金融界・産業界で検討が進められている「企業間送金のXML電文への移行」との連携を視野に入れ、新たなサービス提供の実現に向けたパイロットシステムの構築、効果を検証する取り組みを開始する。

電子請求(EIPP)と金融EDIを活用したサービスのイメージ

今回、商取引の請求や支払い業務にEIPPと金融EDIを導入することで、請求から支払・入金までの一連の取引をすべて電子化し、企業における売掛金消込の自動化を飛躍的に向上させることを目指す。

パイロットシステムの構築は2016年7月から10月にかけて行われ、11月から翌年3月にかけて、富士通および富士通グループ各社間の取引で実証を予定している。