Q.義父母の家でどのくらい家事を手伝いますか?

お盆休みの帰省、孫たちとの再会を楽しみにしてくれる義父母も多いことだろう。しかし、料理や寝る場所の用意、それに家の掃除など、家族を迎えるための準備は少し負担になっているかもしれない。

そこで今回は、マイナビニュース会員のうち子どもを持つ女性300名に「義父母の家でどのくらい家事を手伝いますか? 」と質問してみた。

Q.義父母の家でどのくらい家事を手伝いますか?
1位「気づいたことを手伝う」(28.0%)
2位「一部の家事を手伝う」(27.0%)
3位「頼まれたことを手伝う」(23.5%)
4位「全く手伝わない」(15.0%)
5位「全ての家事を手伝う」(5.0%)

Q.その選択肢を選んだ理由を教えてください。

■気づいたことを手伝う
・「小さい子どもがいて思うように動けないので」(37歳/その他/その他・専業主婦等)
・「基本的にお客さま扱いなので、何かすることを望まれていないから」(38歳/農業協同組合/公共サービス関連)
・「手伝おうとしたこともあるが『いいのよ座っていて』と制止されるので、食べ終わった食器を流しに下げる程度にしています」(37歳/繊維/事務・企画・経営関連)
・「洗い物を代わって、その間に孫と触れ合ってもらっています。自分たちの洗濯物は多めに持って行って帰ってから洗うか、コインランドリーを利用してます」(38歳/物流・倉庫/その他・専業主婦等)

■一部の家事を手伝う
・「家事については義理の母が仕切っているので」(34歳/その他/その他・専業主婦等)
・「義理のお姉さんがいるので、あまり出番はないです」(38歳/その他/その他・専業主婦等)
・「私は仕事がトロイので、お義母さんがとっととやってしまいます」(40歳/その他/その他・専業主婦等)
・「お互いに気を遣わないようにしているので、食器の片付けや料理の仕上げなどの家事をするようにしている」(51歳/その他/その他・専業主婦等)

■頼まれたことを手伝う
・「お客として甘えてゆっくりしたい」(74歳/その他/その他・専業主婦等)
・「自分がその立場であれば、余計な事をされるのが嫌なので、頼まれたことしかしません」(48歳/その他/その他・専業主婦等)
・「義母は1人であれこれやりたい方なので、頼まれたことをやる方がお互いストレスにならないです」(33歳/サービス/販売・サービス関連)

■全く手伝わない
・「手伝ってと言われないので」(33歳/その他/その他・専業主婦等)
・「反対に、邪魔になりそうだから」(35歳/その他/その他・専業主婦等)
・「義母が嫌がるので」(38歳/その他/その他・専業主婦等)
・「何をすればいいか分からないので」(35歳/その他/その他・専業主婦等)

■全ての家事を手伝う
・「とにかく動く」(25歳/その他/営業関連)
・「めったに帰省しないので」(47歳/その他/その他・専業主婦等)
・「嫁の立場でお客さん状態では居られないので」(46歳/建設・土木/事務・企画・経営関連)

■総評
「気づいたことを手伝う」という回答が28.0%で最も多く、次が「一部の家事を手伝う」で27.0%という結果になった。

自分の家ではないので「何をすればいいか分からない」という声が多く、また、手伝いを申し出ても「子どもが小さいうちはやらなくていい」「うちは特別なやり方があるからしなくていい」といった理由で断られてしまい、なかなか手が出せない状況のようだ。

そうはいっても何もしないわけにはいかないため、「取りあえずキッチンにいる」という人も。食器の後片付けや配膳など、頼まれたことや簡単なものだけ邪魔にならない程度に手伝っているということだった。

「ゆっくりしていてと言われる」という回答も多かった。義母の「ゆっくりして」は社交辞令の可能性もあるが、本当に「手伝いは不要」ということも。台所に入られることを嫌う人もいるようなので、それでも手伝うべきか、素直に休んでいるべきかはよく見極める必要があるだろう。

いい嫁と思われたい一心で張り切ってしまう人もいるかもしれないが、過剰な気遣いをするとお互いに疲れ、かえってマイナスになることも。今回のアンケートにもあったように、まずは迷惑にならない範囲で小さいところから手伝ってみるのはどうだろうか。

調査時期: 2016年7月15日~2016年7月25日
調査対象: 子どもを持つマイナビニュース会員
調査数: 女性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません