メドピアはこのほど、医師を対象とした「夏休みの取得予定日数」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は7月11日~17日、同社が運営する「MedPeer」の会員医師4,050名を対象に、インターネットで行われた。

医師の夏休み、5~6日が最多

「夏休みの取得予定日数」

医師を対象に「夏休みはどのくらい取得できそうですか?」と質問したところ、「5~6日(29.6%)」や「3~4日(27.5%)」が多く、合わせて半数以上の医師が「3日~6日」夏休みを取得する予定であることがわかった。

コメントを見ると、「病院の規定で3日もしくは5日と決まっている」という例が多く、他の医師たちと協力し合ってまとめて取得できている医師もいれば、バックアップ体制が無いために数回に分けて取得しているという医師も見受けられた。

また、「1週間以上」取得予定の医師は合計で20.8%となり、中には「15日以上(0.9%)」という人も。一方、「取らない(取れない)」という人は12.5%。「1日~2日(9.5%)」という人も合わせると、計22.0%の医師が「0~2日」という結果となった。

7~9日の夏休みを予定している医師からは、「開業してから1週間と自分で決めた」「療養型病院に移ってからはまとめてとれるようになった」「大学勤務の唯一の利点」といったコメントが並ぶ一方、実質休みが取れない医師からは、「24時間365日待機の田舎の麻酔科医なので、夏休みなんてありません」「産科の一人部長なので休めません」「毎日、訪問診療があります。よって休みなし」などの声が寄せられ、院・クリニックの方針や、地域や科目、組織体制などによっても変わる、休暇中のバックアップ体制の有無で差が出ていることが読み取れた。