台湾の復興航空(トランスアジア航空)は8月9日、子会社であるLCCのVエアを合併することを発表。V Airは10月1日をもって全面運航停止となるため、8月9日より、10月1日以降のフライトの販売を停止する。

V Airは2015年12月に日本に就航し、1年を待たずして運航停止となる

V Airは2015年12月に日本に就航したばかりで、日本国内では現在、羽田/茨城/中部(セントレア)/福岡/関西/沖縄(那覇)=台北線を運航。なお、羽田線は9月17日、茨城線は18日で運休となる。そのほか、バンコク/チェンマイ=台北線を運航している。V Airの最終運航日である9月30日以前で、運航異動の公布されていない便に関しては平常どおり運航となる。

10月1日以降のフライトをすでに購入した人に対して、関西/沖縄=台北便の予約者に関しては、優先的にトランスアジア航空の同路線の指定便に変更(同日、または最も近いお日にちのフライト)し、8月10日より7日以内にフライト異動の連絡をする。または全額払い戻しにも対応し、希望者は8月31日までにメールにて全額払い戻しの申請が必要となる。

福岡/チェンマイ=台北便の予約者に関しては、トランスアジア航空が8月末までに同路線の新たな運航申請を完了させ、予約したフライトをトランスアジアの同路線の指定便に変更する(同日または最も近い日のフライト)。または全額払い戻しにも対応し、希望者は9月15日までにメールにて全額払い戻しの申請が必要となる。

釜山/中部/バンコク=台北便の予約者に対しては、全額払い戻しを行う(航空券、オプション、空港使用料、支払い手数料含む)。こちらは利用者からの申請等は不要となる。

これらはひとつの予約番号につき一度のみの変更手続きで対応し、同じ予約番号での個別変更はできない。往復セット予約のチケット等のキャンペーンチケット購入者は、往路・復路同時に変更の手続きが必要となる。以前の運航異動により6カ月間有効の航空券に切り替えた人に対しては、全額返金にて対応する。

また、V Airの無料航空チケット引換券所有者は、有効期間内に限りトランスアジア航空のフライトで使用可能。予約や路線異動等に関しては、トランスアジア航空から告知される。その他航空券の変更に関しては、V Air運航条項(COC)に基づいて処理される。