日産自動車は9日、「フェアレディZ」にナビゲーションやスピーカーシステムといった、より快適な室内空間を実現する装備追加などの一部仕様向上を実施して発売した。

「フェアレディZ」カラーは復刻設定した「プレミアムアルティメイトイエロー(スクラッチシールド)」

今回の一部仕様向上では、「Version ST」および「NISMO」グレードに、「カーウイングスナビゲーションシステム」「Boseサウンドシステム(8スピーカー)」「アクティブ・サウンド・コントロール」「アクティブ・ノイズ・コントロール」を標準装備。また、「Version S」グレードに「カーウイングスナビゲーションシステム」を標準装備した。これにより、スポーツカーとしての走りの楽しさに加え、より快適な室内空間を実現している。

ボディーカラーでは、「プレミアムサンフレアオレンジ」の代わりに、Z34型「フェアレディZ」発売時に設定され、以前から復活を望む声が根強かった「プレミアムアルティメイトイエロー」(「NISMO」を除く)を復刻設定とした。「フェアレディZ」の価格は、6MT車が383万1,840円~618万5,160円、7M-ATx車が390万9,600円~629万3,160円(すべて税込)。