関西テレビ制作・フジテレビ系の火曜22時枠ドラマが、10月から1時間繰り上がり、21時スタートに移動することが8日、明らかになった。

移動後の火曜21時枠でスタートする『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』のキャスト陣(左から 吉岡里帆、吉田羊、伊藤蘭、相武紗季=関西テレビ提供

カンテレ制作の火曜22時枠ドラマは、1996年4月期のSMAP・中居正広主演『勝利の女神』からスタート。以来、草なぎ剛主演の"僕シリーズ"や、伊藤淳史&仲村トオルの"チーム・バチスタ"シリーズ、主演・阿部寛×脚本・尾崎将也の『アットホーム・ダッド』(04年4月期)・『結婚できない男』(06年7月期)、篠原涼子主演『アンフェア』(06年1月期)など、多くの人気作を放送してきた。

この20年間の歴代最高視聴率は、反町隆史主演『GTO』(98年7月期)の最終回で、35.7%を記録している(ビデオリサーチ調べ・関東地区)。

2014年4月から、TBS系列が同時間帯で連続ドラマを編成するようになり、デッドヒートを繰り広げてきたが、次の10月期新ドラマ『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(吉田羊主演)から21時台に移動。現在21時台に放送されている同局制作のバラエティ番組『ニッポンのぞき見太郎』(生瀬勝久、高島彩、徳井義実)が、22時台に移動する予定だ。

関西テレビは「放送開始が1時間早くなることで、さらに多くの視聴者の方々に見ていただき、より一層楽しんでいけただけるような作品をお届けしていきます」とコメントしている。