川崎重工業(川崎重工)は8月5日、東京ロボットセンターショールーム「Kawasaki Robostage」を東京・お台場に開設し、8月6日より営業を開始すると発表した。

同ショールームでは、「人とロボットの共存・協調の実現」をメインコンセプトとし、これから到来するロボット社会に向けた、人とロボットの共存・協調のありかたを提案する。ロボットの導入を検討している企業だけでなく、一般客にも来場してもらうことで、ロボットへの理解を深めることができる空間の提供を目指す。

同社は「人とロボットが共存・協調する未来を先取りし、2020年の東京オリンピックを控え注目を集める東京にいち早く拠点を設けることで、当社のブランド価値向上を図るとともに、官公庁や研究機関、大学、大学院と連携を深めながら情報発信を行います。またインターネットと物が融合するIoT技術がロボットの利活用に大きな影響を与えようとしています。世界の工場とつながることで、IoTの研究、実証ができる場所を目指します」とコメントしている。

Kawasaki Robostageの館内マップ (出典:川崎重工業)