メルセデス・ベンツ日本は3日、マイクロコンパクトカー「スマート」のターボエンジン搭載モデル「スマートフォーツー カブリオ ターボ リミテッド」発売するとともに、「スマートフォーツー ターボ マット リミテッド」を10月頃、「スマートフォーフォー ターボ」を9月頃に発売すると発表した。

「スマートフォーツー カブリオ ターボ リミテッド」

今回発表された3モデルに共通する新型ターボエンジンは、排気量0.9リットルの直列3気筒エンジンにターボチャージャーを追加。最高出力90PS、最大トルク135Nmを発生する。従来の自然吸気エンジンに比べて最高出力が19PS向上した。同時に、燃費は23.1km/リットル(「スマートフォーツー ターボ マット リミテッド」)と環境性能も優れている。

先代モデルでも人気の高かったカブリオモデルの「スマートフォーツー カブリオ ターボ リミテッド」は、シルバーのトリディオンセーフティセルとフロントグリルに人気の高い4色のボディカラーを組み合わせた。電動開閉式ソフトトップは走行速度に関係なく、いつでも開閉することが可能。本革シートをはじめとする高級感あふれるインテリアには、ターボモデルの特徴であるコックピットクロックやレブカウンターなどを備える。

「スマートフォーツー ターボ マット リミテッド」は、ムーンホワイトマットとチタニアグレーマットの特別感が際立つ2色のマットカラーを採用。ブラックのトリディオンセーフティセルとフロントグリルを組み合わせた。ホイールは16インチのブラックペイントアルミホイールで、クロームエグゾーストエンドも装備するなど、スポーティイメージを強調している。

4人乗りモデルの「スマートフォーフォー ターボ」は、16インチブラックペイントアルミホイールやクロームエグゾーストエンドに加え、パドルシフトやスポーツペダル、コックピットクロック、レブカウンターなどを装備した。さらに本革シートやパノラミックルーフなどの充実した装備で、快適なドライビングを実現する。

価格は「スマートフォーツー カブリオ ターボ リミテッド」が248万円で、4色のボディカラーそれぞれが50台ずつの限定販売。「スマートフォーツー ターボ マット リミテッド」が241万円で、2色のボディカラーそれぞれが40台の限定販売。通常モデルの「スマートフォーフォー ターボ」は256万円(価格はすべて税込)。