台湾MSIは4日、NVIDIA GeForce GTX 1080を搭載したグラフィックスカードの新モデル「GeForce GTX 1080 GAMING Z 8G」を発表した。5日に発売し、店頭予想価格は税込109,800円。

GeForce GTX 1080 GAMING Z 8G

「GeForce GTX 1080 GAMING Z 8G」は、高い冷却性能を備えた独自クーラー「TWIN FROZR VI」を搭載するグラフィックスカード。すでに販売中の「GeForce GTX 1080 GAMING X 8G」からさらに動作クロックを高めたモデルで、COMPUTEX TAIPEI 2016のMSIブースでも展示されていた

動作クロックは、ベースが最大1,771MHz、ブーストが最大1,911MHz(いずれもOCモード時)までオーバークロックしている。付属のユーティリティ「Gaming App」を利用することで、「OC モード」のほか、パフォーマンスと静音性をバランスよく実現する「ゲーミングモード」、ファンノイズを最小限に抑える「サイレントモード」といった動作モードを切り替えられる。

また、クーラー周辺や本体側面だけでなく、バックプレートにもLEDを搭載し、GAMING APPから発光パターンや色をカスタマイズできる。

このほかの仕様は、メモリが256bit接続の8GB GDDR5X、メモリスピードが10,108MHz相当、補助電源ピンが8ピン×1+6ピン×1、TDPは180W。出力インタフェースが、HDMI 2.0b×1、DVI-D×1、DisplayPort 1.4×3。本体サイズがW279×D140×H42mm、重量が1,112g。