近畿日本鉄道は大阪阿部野橋~吉野間で9月10日から運行開始する観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」の飲食メニューなどについて発表した。食の面でも南大阪線・吉野線沿線の魅力を伝えるべく、地元の名店や酒蔵、ワイナリーのメニューを多く取りそろえた内容となる。

車内で提供するスイーツ

観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」外観

伊勢志摩サミットでデザートを担当した大阪マリオット都ホテルのペストリー料理長、赤崎哲朗氏による車内限定スイーツ「季節のオリジナルケーキセット」(1,100円)を筆頭に、軽食やスイーツ、アルコールなど30品目以上を用意する。スイーツはその他、西吉野・柿の専門いしいの「西吉野の柿スイーツセット」(650円)、吉野郡大淀町の洋菓子店「La peche(ラ・ペッシュ)」のマカロンセット(680円)、地元大淀町・五條市産の梨果肉を使用し、近鉄リテーリングと地元業者が共同開発した「吉野梨ジェラート」(350円)が販売される。

軽食・おつまみは、吉野地方の郷土料理「柿の葉寿司」(450円)や吉野大峰山系の名水を使用した「吉野葛入り ごま豆腐」(400円)、新鮮なジャージー牛乳を使った「葛城高原のモッツァレラチーズ」(480円)を用意。アルコールも、河内わいん、梅乃宿純米大吟醸、地酒飲み比べセットなど、地域色豊かな酒をそろえる。地元ワイナリーの国産ぶどうジュースをはじめ、ソフトドリンクも提供する。