日本事務器(NJC)は8月2日、クラウド型運用支援サービス「Ezharnessシリーズ」のメニューを拡充し、クラウド型デスクトップ仮想化サービス「Ezharness DaaS Plus powerd by AWS」(DaaS Plus)の提供を発表した。

「Ezharness DaaS Plus」サービス提供イメージ

DaaS Plusは、アマゾン ウェブ サービス(AWS)の「Amazon WorkSpaces」をベースに、同社のサポートサービスをプラスしたもの。同サービスは、100台以上の自社導入実績から得たノウハウをベースに設計から構築までをパック化して提供。そのため、顧客は最新の「Amazon WorkSpaces」のテクノロジーを意識せずに利用できるという。クラウドサービスのため、台数や期間に縛られるずに使用できる。コスト面やセキュリティ面でVDIを断念していた企業や外出先での作業効率を上げたい企業に適しているという。

ローカルデータを持たないVDI(仮想デスクトップインフラ)のため、盗難、紛失にあっても情報漏えいの心配がない。また、安価なシンクライアントやChromebookでの業務が可能となるため、端末コストの削減でき、運用管理負荷の削減が期待できるという。

出張先や海外拠点など、どこからでも社内と変わらない環境で作業が可能となり、業務効率の向上も見込めるとしている。

提供価格(税別)は、仮想デスクトップ1台あたり月額6400円からとなる。同社は2016年度に100社への導入を見込んでいるという。