ソニー損害保険は8月2日、「2016年お盆の帰省に関する調査」の結果を発表した。調査は6月23日~26日、自家用車を所有して自分で運転をする20代~50代で今年のお盆に帰省する予定がある男女を対象にインターネットで行われ、1,000名の有効回答を得た。

お盆休みの平均日数は4.6日

「山の日」ができて、お盆休み・夏休みの日数が増えたか聞いたところ「増えた」は38.1%だった。また、山の日ができて、お盆休み・夏休みの開始が早くなったか聞いたところ「早くなった」が28.8%となった。

「山の日」のお盆休みへの影響

今年のお盆休みの日数は、「3日」が18.4%、「4日」が11.1%、「5日」が23.2%、平均日数は4.6日となっている。

今年のお盆休みの日数

今年のお盆の帰省で利用する予定の交通手段を複数回答で聞いたところ、「自家用車」が90.6%、「鉄道」が11.3%、「飛行機」が3.9%となった。また、帰省にかかる移動時間(片道)の平均は2.4時間で、帰省で自家用車を利用する予定の方は2.2時間、鉄道の方は3.8時間、飛行機の方は4.5時間だった。

最近、ガソリン価格が上昇していると感じるか聞いたところ、「上昇していると感じる」が79.5%。ガソリン価格の上昇によって、帰省計画の変更を検討したか聞いたところ、「帰省計画の変更を検討した」(「帰省の取りやめ」や「帰省手段の変更」を検討した人の合計)は1割半(14.4%)だった。

今年のお盆の帰省にかかる費用(一世帯あたり)を聞いたところ、全体の平均は2万1,283円、自家用車を利用する予定の人の平均は1万8,298円、鉄道の人は4万2,150円、飛行機の人は6万9,590円となった。

お盆の帰省にかかる費用

帰省日、最多は「8月13日」

今年の帰省で自家用車を利用する予定の人906名に対し、帰省の候補日を聞いたところ、最も回答が集まった帰省候補日は「8月13日」で31.7%、次いで「8月14日」が多く25.2%だった。

お盆の帰省の候補日

同様に、Uターンの候補日について聞いたところ、「8月14日」が33.6%で最も多く、次いで「8月13日」(20.5%)や「8月15日」(20.4%)に回答が集中した。今年のUターンラッシュのピークは14日付近となりそうだ。

お盆のUターンの候補日

長距離ドライブで起こる事故やトラブルは?

今年の帰省で自家用車を利用する予定の人906名に、過去に帰省などの長距離ドライブで実際に起こった事故やトラブルについて聞いたところ、長距離ドライブでいずれかの「事故やトラブルを経験した」割合は38.7%だった。

多かった事故・トラブルは「他の車との事故」(10.2%)や「ゲリラ豪雨などの自然災害」(10.0%)、「渋滞中のトイレトラブル」(9.5%)とそれぞれおよそ1割、次いで「タイヤのパンク」(5.0%)、「バッテリー上がり」(4.9%)、「高速合流時の立ち往生」(3.8%)などが続く。

帰省などの長距離ドライブで実際に起こった事故やトラブル

今年のお盆の帰省の際、渋滞対策として工夫することを聞いたところ、「混雑が予想される時間帯を避けて出発する」が33.2%で最も高く、「混雑が予想される日を避けて出発する」が29.9%、「ETC支払い・ETCレーンを利用する」が23.2 %で続いた。