オリコンは8月2日、「オリコン日本顧客満足度ランキング(住宅ローン借り換え編)」を発表した。トップ10にはいわゆる「新たな形態の銀行」のほか、地方銀行も多数ランクインした。

「オリコン日本顧客満足度ランキング(住宅ローン借り換え編)」

ソニー銀行が総合1位を獲得

「住宅ローン借り換え」の顧客満足度総合1位は、ソニーフィナンシャルホールディングス傘下の「ソニー銀行」(80.22点)。

項目別ランキングでは「融資内容」「手続き」「金利」「手数料・保証料」「繰り上げ返済」「担当者」「サイトのわかりやすさ」の7項目で1位を獲得、残る「附帯サービス」分野でも2位と圧倒的な結果となった。

ユーザーからは「金利が安かったのでローン期間が短くなった。 少し余分に融資できたので、資金ぐりができた」(40代/男性)、「同時期、数社に申し込みをしたが一番必要書類が少なかった」(40代/男性)、「借り換えでの利用だったが、完済先の銀行に行くのが困難であることを親身に相談にのってくれた」(50代/男性)といった声が寄せられた。

2位は三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資する「住信SBIネット銀行」(79.48点)。項目別では「融資内容」「繰り上げ返済」分野で2位、「附帯サービス」で3位を獲得した。

ユーザーからは「金利が安い、メインバンクにした際のメリットが大きい、8大疾病り患で返済免除、手続きの簡単さ、銀行ATMの使いやすさなど」(40代/男性)、「他銀行からの自動入金機能が、便利で良い。 住宅ローンの借り替え手続きもスムーズで良い」(40代/男性)、「ネット銀行でありながら、実店舗で相談できる」(30代/男性)といったコメントが寄せられた。

3位は「新生銀行」(78.86点)で、項目別では「手数料・保証料」で2位、「繰り上げ返済」で3位だった。

以下4位は「イオン銀行」(77.65点)、5位は「三井住友信託銀行」(72.93点)、6位は「大垣共立銀行」(70.95点)、7位は「楽天銀行」(70.46点)、8位は「七十七銀行 69.72点)、9位は「中国銀行」(68.94点)、10位は「福岡銀行」(68.02点)となった。

調査期間は5月26日~6月13日、対象は過去5年以内に住宅ローンの借り換えを行った経験(返済中/完済は不問)がある20歳以上の男女。有効回答者数は5,524人。