ジャーナリストの池上彰氏が、6日に放送される読売テレビ・日本テレビ系報道番組『ウェークアップ!ぷらす』(毎週土曜8:00~9:25)で、同日、原爆投下の日を迎える広島から生出演することになった。

池上彰氏=読売テレビ提供

この日の同番組では、広島と大阪のスタジオをつなぎ、今年5月のオバマ米大統領訪問後の広島と被爆者の思いを伝える内容を放送。NHK時代、記者として広島での勤務経験がある池上氏が、オバマ大統領と抱擁した被爆者・森重昭さんと対談する予定で、そのとき交わした言葉や、その思いを聞いていく。

池上氏は「かつて広島で、被爆者の方々を取材しました。この人たちの多くが、アメリカ大統領の広島訪問を見ることなく世を去りました。その人たちの無念の思いを、私たちは、どのように受け継ぎ、伝えていくことができるのか。それを考えると責任の重さにたじろいでいます」とコメントしている。

辛坊治郎=同

一方、番組メーンキャスターの辛坊治郎は、日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の代表委員・坪井直さんを取材。91歳になった今でも休みなく活動を続けているが、坪井さんはその原動力を「多くの"死"を見たから」だと明かし、辛抱に「核兵器廃絶の道だけは絶対にあきらめん」と強い決意を語っている。

辛坊は「広島・長崎は、取材で、旅で、講演で訪れることが多い場所ですが、その度に実はものすごく緊張しています。この町で一瞬にして失われた十数万人の目が戦後の私たちをどう見ているのか、とても緊張するんです」と心境を告白。「今回も、尊敬する偉大な先輩・池上さんと"8月6日"を伝えることに、とても緊張しています」と放送に臨む姿勢を話している。