神奈川・横浜赤レンガ倉庫できょう30日、「誕生60周年記念 ミッフィー展」(~8月24日)が開幕する。29日に内覧会が行われ、展示の数々がプレス向けにお披露目された。

「誕生60周年記念 ミッフィー展」の模様(中央は「ミッフィー・アートパレード」より気仙沼ニッティング&ほぼ日刊イトイ新聞の「気仙沼で編んでもらったミッフィーちゃん」)

同イベントは、オランダの絵本作家でグラフィックデザイナーのディック・ブルーナ氏が描く「ミッフィー(うさこちゃん)」が2015年に誕生60年を迎えたことを記念した展覧会。昨年より全国を巡回しており、今夏は横浜にて開催される。

展示資料は約300点。世界初公開の1955年『ちいさなうさこちゃん』(第1版)で描かれた「ファースト・ミッフィー」と、おなじみの姿に描き直された1963年の第2版の原画が並べて公開されるほか、ミッフィー以前の制作である『りんごぼうや』『きいろいことり』の原画や、ブルーナ氏が若い頃に描いた油彩画、妻のイレーネさんのために描いた朝食メモ、ミッフィーを描いているシーンを撮影した映像などが公開される。

『ちいさなうさこちゃん』第1版と第2版の原画

『ちいさなうさこちゃん』の原画

『うさこちゃんのゆめ』の原画や印刷フィルム

また、「ミッフィー・アートパレード」と題して、オランダと日本のクリエイターが高さ180cmの真っ白なミッフィー像にデコレーションした作品を展示。今回は、日本から参加した15組のクリエイターの作品15体と、オランダからマルテ・ローリングによる「Golden Miffy」が特別展示される。さらに、横浜展特別展示として、21組の日本人クリエイターが描いた「ミッフィー」も公開する。

「ミッフィー・アートパレード」の作品(写真右は増田セバスチャンの「Colorful Rebellion -HARAJUKU Miffy-」)

日本人クリエイターによる「ミッフィー」

29日には、フリーアナウンサーの加藤綾子を招いての開幕記念イベントも実施。加藤アナは、子供たちにミッフィー絵本の読み聞かせを行い、さらに、ミッフィーと子供たちと一緒に歌とダンスも披露した。

絵本を読み聞かせ

子供たちと歌&ダンス

みんなで記念撮影

なお、グッズコーナーでは、展覧会でしか買えないオリジナルグッズや横浜展限定グッズなど、400アイテム以上がそろう。

「誕生60周年記念 ミッフィー展」横浜展 開催概要
【会期】2016年7月30日~8月24日
【時間】10:00~19:00(最終入場18:30)
【会場】横浜赤レンガ倉庫1号館
【入場料金】一般1,000円、高大生700円、中学生500円、小学生300円

Illustrations Dick Bruna(C)copyright Mercis bv,1953-2016 www.miffy.com