エン・ジャパンは7月29日、「ストレス解消」に関する調査の結果を発表した。同調査は6月1日~29日、同社サイト「エン転職」を利用する9,320名を対象に、インターネットによるアンケートを実施している。

「現在の仕事でストレスを感じるか」を聞いたところ、91%が「ストレスを感じる」、9%が「ストレスを感じない」と回答した。

「ストレスを感じる」と回答した人に、「ストレスを感じること」を質問すると、最多は「上司との人間関係」(51%)だった。次いで「仕事を長く続けられるイメージが持てない」(39%)、「成果に対して給与が低い」(35%)となった。以降、「同僚との人間関係」(32%)、「会社の将来性が感じられない」(30%)、「労働時間が長い」(28%)と続いた。

「(『仕事でストレスを感じる』と回答した人)ストレスを感じることをお選びください」(複数回答可)

「ストレスを感じる」と回答した人に「ストレスを少しでも解消するために何か行動したか」を聞くと、82%が「行動した」、18%が「行動していない」と答えた。

ストレス解消に向けて「行動した」と回答した人、「ストレス解消に有効的だったのはどんな行動だったか」を聞くと、「友人に相談した」(34%)が最多に。次いで、「家族に相談した」(32%)、「同僚に相談した」(25%)。以降、「上司に相談した」(22%)、「転職をした」(18%)となった。

「(『ストレス解消に向けて行動をした』と回答した人)ストレス解消に有効的だったのはどんな行動でしたか」(複数回答可)

一方、「行動をしなかった」と答えた人に、理由を聞いたところ、1位は「言っても無駄だと思った」(47%)だった。次いで「解決できることではないと思った」(39%)、「気軽に相談できる人が周囲にいなかった」(28%)。以降「行動するのが面倒だった」(10%)、「仕事の評価が下がりそうだから」(9%)、「その他」(4%)という結果となった。

「(『ストレス解消に向けて行動をしなかった』と回答した人)その理由を教えて下さい」(複数回答可)