ヤマハは7月28日、Wi-Fi内蔵のネットワークCDレシーバー「CRX-N470」を発表した。シルバーとブラックの2色を用意。9月上旬より発売する。価格は58,000円(税別)。

CRX-N470

CRX-N470は、音楽CD、FMラジオ、USB経由での再生が可能なネットワークCDレシーバー。ヤマハ独自のネットワーク機能「MusicCast」に対応し、対応機器間で音楽コンテンツの配信、共有、リンク再生が可能。また、スマートフォン、タブレット、パソコン、NASなどに保存した音楽ファイルをレシーバーから出力できる。複数の部屋に設置した対応機器の操作も可能。操作は専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」で行う。

通信機能は、有線LAN、無線LAN(IEEE802.11b/g/n)、Bluetooth 2.1+EDRを搭載。Bluetoothの対応コーデックはAACとSBC。このほか、AppleのAirPlayやインターネットラジオをサポートしている。

実際のCRX-N470

ハイレゾに対応し、192kHz/24bitまでのWAV/FLAC/AIFFと、96kHz/24bitまでのApple Losslessを再生可能だ。独自開発のデジタルアンプを搭載しており、最大出力は22W+22W。CD部とネットワーク部で回路基板を独立させており、音声信号の相互干渉を最小限に抑制する。

音声入力端子はRCA×1系統、3.5mmミニジャック×1系統。音声出力端子はスピーカー、サブウーファー、ヘッドホンを備える。周波数特性は20Hz~20KHz。フロントパネルはアルミ製で、ヘアライン仕上げを施している。本体サイズはW270×D330×H179mm、重量は3.0kg。