JR北海道とJR東日本はこのほど、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」を12月1日から北海道内全域に導入すると発表した。JR北海道が展開している「JR北海道予約サービス」は2017年2月頃をもって終了する。

JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」をJR北海道が全面導入

現在、「えきねっと」で予約したきっぷの受取り駅としてJR北海道の5つの駅(新函館北斗駅、木古内駅、奥津軽いまべつ駅、函館駅、五稜郭駅)が指定されているが、「えきねっと」の全面的な導入により、12月1日以降は北海道内全域の101駅と旅行センター(ツインクルプラザ)14カ所、計115カ所できっぷの受取りが可能となる。

現行の「JR北海道予約サービス」は、対象列車が北海道新幹線・東北新幹線と北海道内の特急・快速「エアポート」などに限定されており、きっぷの受取り場所もJR北海道内の駅に限られていたが、「えきねっと」導入により、これも大幅に拡大。予約可能列車が全国の新幹線とJRの特急列車などに拡大され、JR北海道の駅のほか、JR東日本とJR西日本の北陸エリアの一部の駅などでもきっぷを受け取れるようになる。