富士通は7月27日、米国の子会社であるFujitsu Network Communications(富士通ネットワークコミュニケーションズ)を通じて、全米でネットワークインフラの設計および敷設を手掛ける米TrueNet Communications(TrueNet)を買収したと発表した。

今回の買収により、富士通ネットワークコミュニケーションズは得意とする通信キャリアのコアネットワークやデータセンターなどの局内ネットワーク構築と、TrueNetが強みとするブロードバンドやワイヤレスネットワークなどの屋外ネットワーク構築を組み合わせて、インフラの企画・設計から施工、運用・保守までのサービスをワンストップで提供することが可能になるという。

なお、TrueNetは1985年に設立し、米フロリダ州に本社を構え、北米・カリブ地域を中心とした有線・無線通信インフラの企画、設計、実装、サポートを手掛けており、従業員数は2016年7月現在で360人、2015年度の売上高は50億円。