スパイダーマン新シリーズ『SPIDER-MAN: Homecoming』の邦題が『スパイダーマン:ホームカミング』にこのほど、決定した。また、アメリカ・サンディエゴで行われたコミコン・インターナショナルでのマーベルスタジオのパネルディスカッションに、新たな主人公ピーター・パーカー/スパイダーマン役に抜擢された英国俳優トム・ホランドらキャストとジョン・ワッツ監督が登壇した。

新スパイダーマンを演じるトム・ホランド

6,000人もの熱心なファンが集まるコミコンの聖地ホールHにトム・ホランド、ジョン・ワッツ監督が登場すると場内から大きな歓声が。初めてコミコンに参加したトムは、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でスパイダーマンとして初登場したときのセリフをそのままに「やぁ、みんな!(Hi, everyone!)」とあいさつした。そして、すぐさま会場の中にスパイダーマン姿のファンを見つけて「イエス! スパイダーマン!」と大興奮の登場となった。

目下撮影中の本作について、監督が「まだ撮影中なんだ。高校生活のところを撮ったところさ。その部分なら見せられるよ」と言うと場内からは再び歓声が。トムも「僕も観たいよ! まだ観てないんだ! 待ちきれない」と言うと撮影したばかりの本編映像がスタートし、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』での戦闘シーンや学園生活の様子、映像の最後に世界初お披露目となる悪役・ヴァルチャーが登場すると、大歓声が鳴り響いた。観客と初めて映像を見たトムも「ワーオ!! 最高だ! もう一度見たいよ!」と大喜びしていた。

プレゼンテーション後、トムは「すごい熱気だよ。信じられないことにここには6,000人もの人々が集まっていて、皆が僕たちのプロジェクトに対してものすごい情熱を持っている。僕たちがここにいる目的はファンの皆にほんの少しだけ映像を見せることだけど、本当に楽しいよ。本当に、信じられない日だよ!」と興奮気味に語った。

そして、本作について「これが『スパイダーマン』の映画だとは感じていないんだ。なぜなら、キャストの皆はとても仲良しで、なんだか学園ものを撮っているような雰囲気なんだ。それでいて、スケールの大きさや、スパイダーマン、悪役を見ると、全てがとてもエキサイティングだ」と話し、「あのすばらしいキャストの皆といることができて本当にうれしい。言葉が出ない。もう本当に言葉が出ないよ!」と出演の喜びを爆発させた。

さらに「これは僕にとって初めてのコミコンで、スーパーヒーローのファンの熱気を感じるのも初めての経験。僕自身もスーパーヒーローのファンだから、この中で皆と同じ情熱を分かち合えるのは楽しい。そして、こんなにも大勢の人々がこの日を楽しむために集まってくれてうれしい。皆が楽しんでくれているのが、喜びだよ!」と感動していた。

イベントには、トム、監督のほか、ゼンデイヤ、トニー・レヴォロリ、ローラ・ハリアー、ジェイコブ・バタランといったフレッシュなキャストたちも登壇した。

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