Xilinxの日本法人であるザイリンクスは、Android 5.1(Lollipop)がXilinxが提供する「Zynq UltraScale+ マルチプロセッサSoC(MPSoC)」をサポートすることを発表した。

具体的にはMentor Graphicsと協力し、同社のハードウェアイネーブルメントプログラムを活用することで、Androidオープンソースプロジェクト(AOSP)コードを移植し、Zynq UltraScale+ MPSoC上でAndroid 5.1を実行したとする。

なおAndroid 5.1は、2016年第3四半期にZynq UltraScale+ MPSoC向けのMentor Embeddedソリューションにて利用が可能となる予定で、Mentorでは、商業的サポート、カスタマイズサービス、プラットフォーム移植、機能強化といったものを提供することでZynq UltraScale+ MPSoCユーザーの直接サポートを行っていくとしている。