J・J・エイブラムス監督(C)BANG Media International

J・J・エイブラムス監督は、『スター・ウォーズ』のスピンオフとなるアンソロジー・シリーズの中で、自身監督作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場するレン騎士団を中心に描く作品を見てみたいのだという。

ルーカス・フィルムの社長で同アンソロジー・シリーズのプロデューサーであるキャスリーン・ケネディ氏がスピンオフ第1弾作品『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』と若い頃のハン・ソロ作品を描く第2弾作品にゴーサインを出したことを知り喜ぶエイブラムス監督だが、ダークサイド組織の裏側を描いた作品が見てみたいという。「プロジェクト全てを動かしているキャスリーン・ケネディ、彼女は正しい選択をしているようだね」「僕が見てみたいものはなくて、ひとつだけ言うとしたらレン騎士団の物語がとても良いと思うってことかな」と米メディア、コライダーに語った。

最高指導者スノークの指揮下で行動するレン騎士団は銀河大戦頃から存在し、アダム・ドライバー演じる悪役カイロ・レンも属するグループだ。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でデイジー・リドリーが演じたレイはレン騎士団の幻をみていた。

ハン・ソロの過去を描く作品とされているスピンオフシリーズ第2弾で先日、アルデン・エーレンライクがで若き日のハン・ソロ役を演じることが決まっており、タイトルは『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』になるとみられている。

一方、アンソロジー・シリーズ第1弾『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、ヘイデン・クリステンセンが演じたアナキン・スカイウォーカーがユアン・マクレガー演じるオビ=ワン・ケノービとの戦いの末、大火傷を負い永遠に生命保護装置が必要となった結末の『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の19年後を舞台にしている。

ケネディ氏は今年12月公開予定のスピンオフ第1弾作品にダース・ベーダーが登場し、ジェームズ・アール・ジョーンズ(85)が再びダース・ベーダーの声を担当すると明かす。「ベーダーについて話せるわ」「映画に登場するのはわずかなの。でも鍵となる、戦略上重要な瞬間に、大きな存在として現れるわ」

同作品には主役のジン・アーソ役を演じるフェリシティ・ジョーンズのほか、ディエゴ・ルナ、ベン・メンデルソーン、ドニー・イェン、チアン・ウェン、フォレスト・ウィテカー、マッツ・ミケルセン、アラン・テュディックも出演する。

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