パケットビデオ・ジャパンが運用パートナーを務める映像配信サービス「bonobo(ボノボ)」が、今年から「FUJI ROCK FESTIVAL'16」「SUMMER SONIC 2016 TOKYO」といった夏の大型音楽フェスにブースを初出展する。

「bonobo」ブースイメージ画像

bonoboは映画会社、アニメ会社、テレビ局などのコンテンツホルダー直営型の映像配信サービスで、各社直営による配信のため、新作や話題作が視聴可能。会員登録は無料で、視聴スタイルに応じて課金が発生する。

2015年12月1日に本格スタートしたbonobo。このタイミングで、そして比較的インドアなイメージのサービスをあえて夏フェスで打ち出すのはなぜか。「bonoboの認知拡大をリアルなイベントでも行いたいというのが一番の理由です」と語るのは同サービスの担当者。「映画に親和性の高い音楽ファンが集まるイベントということでフェスを選択しました」と経緯を説明する。

また、「映画や、音楽にまつわる作品を実際に観て頂くこと、待ち時間などに実際にbonoboを手にとって体験してもらうことで、楽しさ、便利さを実感していただきたい」という狙いも。7月20日からスマートフォン、タブレットなどのモバイル端末でもダウンロード視聴が可能になったことから、「移動中や野外でも楽しめる」のアピールには絶好の機会だったようだ。

ブースが出展されるのは、「FUJI ROCK FESTIVAL'16」(7月22日~24日)のオアシスエリア、「SUMMER SONIC 2016 TOKYO」(8月20日~21日)の幕張メッセ展示ホール内。音楽がテーマの映像作品を大型モニターで上映し、bonoboの体験コーナーのほか、その場で無料会員登録すると抽選でオリジナルのTシャツやタオルが当たる抽選会も予定している。