TSUTAYAが、全国3カ所で行われているイベント「夏休み2016★宿題自由研究大作戦」の東京会場で出展しているブース内で22日、「TSUTAYAキッズ記者会見」を開催。職業体験として、小学生たちが記者となり、会見取材に挑戦した。

フォトセッションに取り組む"キッズ記者"たち

会見に参加した小学生たちは"キッズ記者"として、同社が2016年に提案する企画「親子で楽しむTSUTAYA」のコンセプトの発表と、24日に控える"親子の日"に関する講話を取材。ブースには、同社の常務取締役を務める杉浦敬太氏、"親子の日"の名付け親で写真家のブルース・オズボーン氏とその妻の井上佳子氏が登壇した。

はじめに行われたのは、杉浦氏による「親子で楽しむTSUTAYA」の解説。TSUTAYAの概説から始まり、キッズキャンペーン、夏休みこどもイベント、映画感想文と企画の軸となる3つの計画がプレゼンされると、子どもたちは一生懸命にメモを取り始める。また、杉浦氏が「TSUTAYAは全国に何店舗あると思う?」と質問を投げた際には、われ先にとばかり挙手して答えようとする子どもたちも。中には、スマートフォンで杉浦氏やモニターを撮影する女子生徒も見られた。

続いては、ブルース夫妻による"親子の日"についての発表。井上氏が「"親子の日"について皆さんに書いてほしくて、やって来ました。難しいところもあるかもしれないけれど、頑張って聞いて、すてきな記事を書いてくださいね」と呼びかけ、"親子の日"を考案した思いを語り始めると、子どもたちは一言一句聞き逃さないぞといった表情を見せながら、再び一心不乱にメモに向かう。その一方、夫妻を撮る子どもも増え、スマホ越しに真剣な視線を向けていると杉浦氏から思わず「連射しちゃってるね」とツッコミを受ける一幕もあった。

発表が終わると、"キッズ記者"によるフォトセッションのコーナーも。肩を抱き寄せる杉浦氏とブルース夫妻を写真に収めるために立ち上がり、子どもたちは3人を取り囲むようにさまざまな角度からシャッターを切るなど、ほほ笑ましい光景が広がった。

そんな"キッズ記者"たちは、3人との集合撮影もパチリ。その後は、今回の取材をまとめ上げ、「こども新聞」の記事作成にとりかかった。積極的な姿勢で聞き取ったメモから一つの記事を作り始める"キッズ記者"たち。文章の合間に、お気に入りのゲームキャラクターのステッカーを貼り付ける"記者"も見られ、十人十色で独創的な記事が完成し、子どもたちだけでなく、3人の登壇者、保護者、スタッフまでも充実感に満ちた表情を見せていた。

杉浦敬太氏、ブルース・オズボーン氏、井上佳子氏(最奥左から)と共に記念撮影