インターコムは7月20日、情報漏洩対策機能とIT資産管理機能を提供するクラウドサービス「MaLion Cloud」に新機能を追加し、最新バージョン(Ver.5.1)を8月1日より提供開始すると発表した。

MaLion Cloud 管理コンソール サマリー表示画面

最新版「MaLion Cloud(Ver.5.1)」は、前バージョン(Ver.4.3)と比べて、新たなWebアクセス監視技術の採用、データベース処理性能の向上などの機能強化を行った。

今回、新たなWebアクセス監視技術を採用したことにより、SSLで暗号化されたWebアクセスをはじめ、Webブラウザに限定されない高度な監視・制御を実現。また、独自のキャッシュ処理を利用したデータベース処理の向上により、ログ表示時間などを短縮している。また、管理コンソール画面のサマリー表示に対応し、Mac環境でのリモートコントロール機能の強化なども行った。

オンプレミス版の「MaLion 5」と同様に、WindowsとMacの両PCを一元管理できる点をアドバンテージとするほか、導入初期費用0円、サーバの運用負担なしといったクラウドサービスの利点も備えている。

価格(税別)は1クライアント当たり月額1000円から。