シャープと重光商事、モンゴル国にメガソーラー発電所を建設

シャープと重光商事は7月19日、モンゴル国のSolar Power Internationalとともに太陽光発電所(メガソーラー)事業に参画すると発表した。7月下旬に着工し、12月に商業運転を開始する予定。シャープによると、太陽光発電所の建設はモンゴル国初となる。

発電所は、モンゴル国ダルハン市に建設される予定で、設置される太陽電池モジュールの容量は10MW、年間予測発電量は約1万4182MWh/年となり、約1万4746tCO₂/年の温室効果ガス排出量削減に貢献する見込み。同事業は、環境省が実施する「二国間クレジット制度を利用したプロジェクト設備補助事業」の採択を受けて実施される。

シャープは、太陽電池モジュールや架台、インバーターなどの周辺機器の供給に加え、発電所の設計やエンジニアリングを行う。重光商事は、同発電所の共同事業経営を今後25年にわたり支援していく考えだ。