マウスコンピューターは15日、同社の法人向けPCブランド「MousePro」にて、最大36コア72スレッドのIntel Xeon E5v4シリーズを搭載したハイエンドワークステーション「MousePro W」シリーズを発売した。構成違いで3モデルをラインナップし、直販価格は税別344,800円から。

「MousePro W」シリーズ

ノンリニア映像編集や物理ベースレンダリングをともなう3DCAD、環境シミュレーションや高解像度動画・写真の3D結合など、高負荷作業を必要とするプロユース向けのハイエンドワークステーション。プロセッサにXeon E5v4シリーズを採用するほか、グラフィックスにGeForce GTX 1080やQuadro M5000といった上位GPUを採用する。ストレージはPCI Express x4接続のM.2 SSDや、2.5型SSDのストライピングRAID構成などを選択可能。

ベースモデル「MousePro-W994SGP8S」標準構成の主な仕様は、CPUが8コア16スレッドのIntel Xeon E5-2620v4(2.10GHz)、チップセットがC612、メモリが32GB(DDR4 ECC Register対応)、ストレージが240GB SSD、グラフィックスがGeForce GTX 1080 8GB、光学ドライブがDVDスーパーマルチなど。この構成で価格が税別344,800円。

この1つ上の「MousePro-W994DQM5X」では、Intel Xeon E5-2620v4が2基、メモリが64GB、ストレージが480GB、グラフィックスがNVIDIA Quadro M5000 8GBという構成になり、価格は税別598,000円。

最上位の「MousePro-W994DQ06XCT」では、CPUに18コア36スレッドのIntel Xeon E5-2695v4(2.10GHz)を2基採用し、64GBメモリ、480GB SSDストレージ、NVIDIA Quadro K620 2GBグラフィックスという構成で、価格が税別848,000円となる。