クラウドIDEを提供するCloud9をAmazon.comが買収する。7月14日(現地時間)に、Cloud9が公式ブログで明らかにした。

Cloud9はクラウド環境で動作するUbuntuワークスペースとパワフルなコードエディタを提供、 PHP、Ruby、Python、JavaScript、Goなど40以上の言語をサポートしている。無料、個人(月額19ドル)、チーム(月額29ドル/ユーザー)、エンタープライズといったサービスプランが揃っており、ユーザーそれぞれのニーズを満たすWeb開発環境を簡単に整えられる。

買収後Cloud9はAmazon Web Services(AWS)部門に加わるが、Cloud9は引き続き独立したサービスとして提供される。CEOのRuben Daniels氏は「AWSの傘の下で、ユーザーにより大きな価値を提供できる」と述べている。オープンソースで開発されているエディタ「Ace」のプロジェクトも継続するという。