Microsoftは7月12日(以下すべて現地時間)、2016年中にローンチすると説明していたWindows Server 2016を、2016年9月26日から4日間、米国アトランタで開催するMicrosoft Ignite 2016で公式に発表することを公式ブログで明らかにした。

Windows Server 2016は、50ユーザー未満の小規模な組織向けとなる「Essentials」、Hyper-Vで作成できる仮想環境数に制限がある「Standard」、多くの新機能と無制限の仮想化を提供する「Datacenter」の3エディションが主体。その他にも学校関係者向けの「MultiPoint Premium Server」、OEMチャンネル向けの「Storage Server 2016」、無償の仮想環境「Microsoft Hyper-V Server 2016」も用意される。

現在、Windows Server 2016はTechnical Preview 5が試用可能

Windows Server 2016はプロセッサー単位ではなくコア単位となる「コアライセンス」を採用するが、プロセッサー(ソケット)×2に8コアまでをサポートする16コアライセンスの場合、Windows Server 2016 Essentialsの価格は882ドル、同Datacenterは6,155ドル。これらの価格はオンプレミスサーバーの構成によって左右するようだ。

Windows Server 2016は従来のデスクトップエクスペリエンスと、コマンドラインのみとなるServer Coreに加えて、「Nano Server」が選択可能になる。フットプリントの最小化によって運用要件の引き上げとセキュリティの向上を実現したNano Serverはアプリケーションの展開オプションにも新たなシナリオを提供するだろう。なお、管理はPowerShellやWebベースの管理ツール、MMCなどが利用可能。

阿久津良和(Cactus)