ネットギアジャパンは7月12日、設置用マグネット標準装備し、VLANやQoS、リンクアグリゲーション、ポートミラーリング機能を利用可能なタップ型ギガビット16ポートクリックスイッチ「GSS116E」(製品型番:GSS116-100JPS)を同月13日から発売すると発表した。同製品の発売に伴い、タップ型ギガビット16ポートクリックスイッチである「GSS116-100AJS」は販売を終了する。 価格は2万8080円。

「GSS116E」

新製品は、GSS116-100AJSに日本の顧客からの要望が特に多い設置用マグネットを標準装備したもので、それ以外の仕様は変わっていない。付属のマグネットと固定具(マウントブラケット)を使用することで、金属の壁面やキャビネットなどへの貼り付け、テーブルの脚へ固定、テーブルの天板裏へ固定することが可能。

多彩な設置方法を利用できる

マウントブラケットを活用することで、「LAN ケーブルを横向きにする(LAN ケーブルがまとめやすい)」「LAN ケーブルを前向きにする(各ポートのLEDランプが見やすい)」「電源コードを横向きに出す」など、設置場所に適した形態で設置できる。

また、WebブラウザまたはWindowsで動作する専用ツール(無償)を使用し、VLAN、QoS、リンクアグリゲーション(固定設定)、ポートミラーリングなどの設定やIPアドレスの設定ができるため、管理機能を持たないスイッチから置き換えることで死活監視を行えるようになる。

さらに、リンクアグリゲーションは最大8ポートのグループを2つ作成でき(固定設定のみ。LACPには非対応)、ほかのスイッチやコンピュータとの複数リンクを束ねることで、広い帯域を確保するとともにリンク障害の発生時も通信を継続できるという。